物語分析8号室

物語を分析して、糧にするブログ

ブライト

 

現実世界とファンタジーが融合している世界観。人間とオークの二人の警官がワンドと呼ばれる願いを叶える物を巡る争いに巻き込まれる物語。ワンドを扱える数少ない「ブライト」であるエルフのティッカを二人は守り、悪の存在の復活を妨げることができるのか


Netflixオリジナル映画

2017年当時は主演はウィルスミスだったこともあり話題作だった気がする。内容はぶっちゃけB級映画。話も「まぁこういう展開だよね」って感じを崩すことはなかった。世界観は結構好きだったので、個人的にはもっとやりようがあったのでは?なんて思ったりもするけれど、おそからく当初から続編を踏まえての作品だったと思う。なんていうか世界観を全然生かし切れてない気がする。簡単に言うとすごいアイテムがあってそれを闇の組織と国家が奪い合う、みたいな展開なんだけど、けっこうよくあるよね、っていう。
 この世界観で映画ではなくドラマがみたいなと思った。あとウィルスミスなのに脱がないのは違和感w
 世界観としては指輪物語の世界が現代まで時間が経ったと考えるとわかりやすいかも。

 


ざっと物語

平民である人間と差別されているオーク、そして貴族のようなエルフが主な登場人物(映像ではケンタウロスも見れたのでもっと色んな種族がいるのかも、害獣扱いの妖精もいたし)
2000年前に9種族でダークロードを封じたが、インファーニーと呼ばれる組織がその復活を企てていて、光の盾という組織がそれを妨害している
 初のオーク警官となったニックと組むことになった人間のウォード。犯人のオークをニックが逃がしたことからウォードは元々信用してなかったオークをさらに信頼できず。そんななか通報により向かったところにワンドと呼ばれる魔法のアイテムが発見される。これはダークロード復活のアイテムでもあり、インファーニーが狙っていたものだった。ブライトであるインファーニーのティッカが組織を裏切り、ワンドを奪ったところにウォードたちも出くわす。逃亡の際に逃げ込んだオークのクラブを荒らしたことによってウォードはオークにも狙われることに、オークに捕らわれたウォードたちはオークにニックが殺されるもティッカがワンドを使いニックを生き返らす。それを見たオークたちは予言の者だ、としてニックを崇めることに。
 オークから逃げられてウォードたちはインファーニーたちと戦うことに。追い込んだウォードたちだが、あと少しのところで反撃にあい窮地に、しかし自爆覚悟でウォードがワンドを手にしたが、自身もブライトで扱えることに。ワンドを使い無事倒すもティッカはそのまま行方不明。FBIにワンドを渡し、ウォードニック共に表彰される。そのときウォードはティッカの姿を発見しお互いに微笑む。


予言とか光の盾とか、9種族とか、その辺は詳しくは出てないので今後出てくるのだろう。それなりに好評らしいので、続編は期待できるのかな。